私は新館7階『MUSUBI』に勤務しております終活アドバイザーの宮本と申します。
『終活』に関して「何をしておくべきなのか」、アドバイスや提案を定期的に発信してまいります。ご参考いただければ幸いです。

今回は「高齢者住宅・施設」についての話です。

人生の最後をどこで過ごすかは、終活において大変重要な課題です。判断能力や体力の衰え、病気等により、生活において誰かの助けが必要になった時には、高齢者住宅・施設等への住替えも選択肢となります。ここでは、高齢期の住替え先となる高齢者住宅・施設の種類や選択する際のポイントについて説明します。

◇高齢者住宅・施設とは
心身が衰えた高齢者が安心して暮らせるように、手すりの設置や段差の解消といったバリアフリーの設備や安否確認等を行う見守りサービスが備えられている高齢者専用の住宅や施設をいいます。高齢者住宅・施設によっては、食事の提供や家事、付き添いなどの生活支援サービスや介護サービスを提供するところもあります。

◇入居時の基準とサービス内容
高齢者住宅・施設は、入居できる人の状態や要介護度によって決まります。

Ⅰ．自立～軽度の要介護度の人が入れる高齢者住宅・施設
①シルバーハウジング
②ケアハウス
③サービス付き高齢者向け住宅
④住宅型有料老人ホーム
⑤介護付き有料老人ホーム
の5種類があります。

これらの高齢者住宅・施設は、要介護ではないものの生活に不安がある人、軽度の要介護度の人が入ることができ、バリアフリーの建物で見守りを受けながら生活します。

今回の話はここまで。次回は上記5つの高齢者住宅・施設について詳しく説明いたします。

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担当　宮本･吉本･野田