立秋で思い出す、季節のご挨拶。
8月7日(日)〜 8月22日(月)頃は「立秋」にあたります。
「秋」という字が付いていますが、それは名ばかりでまだまだ暑い盛り。
「暑さ寒さも彼岸(秋分の頃)まで」というように、
涼しくなってくるのは、まだ当分先の話です。
私が「立秋」という言葉を覚えたきっかけは「暑中見舞い」です。
暑中見舞いは、立秋以降は「残暑見舞い」に切り替わります。
最近はSNSなどで気軽に連絡が取れるため、あまりハガキや手紙を書かなくなりましたが
いただいた挨拶状には、昔の井筒屋を撮影したポストカードでお返事するようにしています。
昭和12年 小倉井筒屋付近の様子(写真左端)
種類もいろいろあり、クエストで時々販売しているので、見かけたら買うようにしています。
旬の枝豆とビールで至福の時間
この時期に旬を迎える食材といえば「枝豆」です。
茹でたてに粗塩をふりかけて食べるとき、外せないのがキンキンに冷やしたビール。
この時間のために働いていると言っても過言ではありません。至福の時間です。
ビールといえば、おすすめしたい商品があります。
7月13日「門司港ビール」と地元のパンメーカー「クラウン製パン」がタッグを組んで「ブレッドヴァイツェン」というビールを販売しました。
「クラウン製パン」は小中学校向けの食パンを製造する過程で出るパンの耳が、廃棄、もしくは飼料や肥料になっていました。
廃棄分をどうにか活用できないかと試行錯誤していたところ、古代メソポタミアではパンに水を加えてビールを作っていた史実を知り「門司港ビール」に相談。今回のビール開発につながったとのこと。
肝心のお味も、まろやかさが増し、ほのかにパンの風味もするという新しい美味しさ!
食品ロスを減らす、とてもSDGsなビールです。
井筒屋本館地階、和洋酒コーナーで販売していますので、ぜひお試しください。
今年も井筒屋スタッフがホップの収穫を行いました!
次もビールのお話になりますが、「井筒屋オリジナルビール」販売に向け、食品スタッフと共にホップ収穫のため、若松へ行ってきました。
昨年より井筒屋の食品スタッフがホップ栽培のお手伝いをさせてもらい、その若松産ホップを使った「井筒屋オリジナルビール」を販売していますが、今年もそのプロジェクトは継続中。今回は4.8㎏のホップを摘み取りました!
今後、「門司港ビール」でホップを取り出し、ビール酵母として使われる予定です。
地元のホップを使った、地元産ビール。間違いなくおいしいです。
経過はまたご報告させていただきますね。
旦過市場復興によせた支援金のご報告
旦過市場一帯で4月19日未明に発生した大規模火災。
現在、復旧・復興に向けてさまざまな取り組みが始まっています。
井筒屋でも5月から6月にかけて、正面玄関や本館8階催場「きたきゅうフェスティバル」(6月1日~6日)でもお客様に支援金の寄付を呼びかけ、39万円余りの寄付金が集まりました。
この寄付金は「小倉中央商業連合会」を通じ、「旦過地区復旧対策会議」に寄付されました。
皆さまのご厚意に心より感謝申し上げます。
また、5月2日~20日の期間、井筒屋にご勤務されている方を対象に募金箱を設置したところ、20万円余り集まりました。
この寄付金は7月4日に従業員を代表して、「井和会」の高尾委員長より毎日新聞西部本社代表へ手渡され、最終的に「旦過地区復旧対策会議」に寄付されます。
旦過市場の、一日も早い復興をお祈り申し上げます。
筆者プロフィール
井筒屋CSR・ESG担当マネージャー:中尾裕
「CSR」(企業の社会的貢献)と「ESG」(環境・社会・ガバナンスという観点から企業が長期的に成長するうえで重視すべき3つの要素)に関する具体的な取り組みの企画・運営を担当。弊社「サステナビリティ委員会」の事務局として、環境や街づくりに資する活動などを管理・統括、発信することで、パブリックイメージの向上に繋げています。
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