里芋の葉っぱについた朝露
2022年 初秋
福岡県みやこ町
畑でみつけた朝露に、白露を感じています
2022年9月8日(木)〜 22日(木)は「白露」。
「草花に朝露が付き、白く輝いて見え始める頃」という意味です。
夏場の畑仕事は、太陽が昇る前からはじめ、日が昇れば作業を終えているのですが、朝晩は幾分か涼しくなりました。
夜中に冷えた大気が朝露になり、畑の里芋の葉っぱの上できらめいています。
文化・伝統の振興・継承を担う小倉祇園太鼓
早いもので9月になりました。
皆さんは今年の夏、どんな思い出ができましたか?
いまだ新型コロナウイルスは収束していませんが、行動制限のない夏休みとなり、小倉祇園太鼓も3年ぶりに開催されました。
そもそも祇園祭とは、悪疫退散の祈りを神に祈ったことが起源です。
つまり、現下のコロナ禍と同様です。
そういう意味からも、今年3年ぶりに祇園祭が復活できたのは、とても有意義なことではないかと感じました。
地域のお祭りは「文化伝統を子どもたちに継承する」という大変重要な役割を担っています。
中止にせざるを得なかった2年間は、お祭りのない寂しい夏休みとなりました。
今夏、井筒屋の玄関前で太鼓を打ち鳴らしている井筒屋太鼓部の勇姿を見つめながら、祇園太鼓の必要性を強く感じました。
また来年、小倉の街が勇壮な太鼓の音で包まれることを心から願っています。
エコバッグの柄、どこかで見たことありませんか?
今年の6月に発売し、ご好評をいただいている「井筒屋エコバッグ (1,320円)」の第2弾。
このデザインのモチーフが何なのか、お分かりになっている方はかなりの「井筒屋通」だと言えるのではないでしょうか。
このイラストは、井筒屋本館東側のシャッターに描かれているものです。
デザインしたのは、創業初期から井筒屋の宣伝部に在籍し、数多くの広告を手掛けたデザイナーの故・東秀丸さん。
シャッターに描かれた1から12までの数字には「1年を通じてずっと井筒屋に」というメッセージが込められています。
オリジナルのイラストが描かれたシャッターは今も一部残っており、閉店後にしか見られないので、知る人ぞ知るイラストです。
IZUTSUYAというアルファベットを並べてみましたので、エコバッグに描かれているイラストから探してみてください。
素晴らしいデザインは、時代を経ても愛され続けるものですね。
ちなみに、井筒屋が80周年を記念して走らせたモノレールのラッピングにも、このイラストが使用されました。
一つ一つの柄を散りばめた「井筒屋オリジナルエコバッグ」は残り少なくなっておりますので、ご興味のある方はお早めにお求めください。
主として本館地階 美・食館や本館6階 きたきゅうコロンブスなどで販売中です。
「ちくらす」とともに木育イベントを行いました。
8月20日、21日の2日間、「京築のヒノキと暮らすプロジェクト」(略称:ちくらす)と「親子木育イベント」を井筒屋で開催いたしました。当日は、良質な県産木材である京築地域の森林資源を有効活用し、京築ヒノキ・スギを使用した「スツール」や「木の風鈴」を参加者と一緒に制作。2日間で計48組の親子に参加いただき、イベントは終始にこやかな笑顔に包まれました。
なお今年のクリスマスも、「ちくらす」と協力してクリスマスオーナメントを販売する予定です。
2022年バージョンは新しいデザインがお目見え。
それに伴い、前回ご好評いただいた「第2回植樹会」も実施予定ですので、どうぞお楽しみに!
筆者プロフィール
井筒屋CSR・ESG担当マネージャー:中尾裕
「CSR」(企業の社会的貢献)と「ESG」(環境・社会・ガバナンスという観点から企業が長期的に成長するうえで重視すべき3つの要素)に関する具体的な取り組みの企画・運営を担当。弊社「サステナビリティ委員会」の事務局として、環境や街づくりに資する活動などを管理・統括、発信することで、パブリックイメージの向上に繋げています。