
私は新館7階『MUSUBI』に勤務しております終活アドバイザーの宮本と申します。
『終活』に関して「何をしておくべきなのか」、アドバイスや提案を定期的に発信してまいります。ご参考いただければ幸いです。
今回は「認知症」についての話です。

◇認知症とは?
認知症というと病名のように聞こえますが、病名ではありません。
記憶障害など特有の症状を示す状態を総称する言葉です。病気や怪我といった何らかの原因で脳の細胞が損傷。記憶障害や言語障害といった症状があり日常生活に支障がおきている状態のことを「認知症」といいます。
◇認知症の予防
認知症を予防するためのポイントは、「食事」「運動」「コミュニケーション」の3つです。
ただ、認知症を予防するため無理な運動や食事制限をすることで、体調をこわしたり、怪我をしては本末転倒です。大事なことは、健康を意識しつつ「毎日ほがらかに過ごすこと」です!
自分が心から楽しいと思えることにチャレンジしましょう!
次は、認知症になっても安心して暮らすための成年後見制度をご紹介します。
◇成年後見制度とは?
認知症などにより判断能力が衰えた人や知的障害のある人などの財産を管理し、契約など法的な面から日常生活を守る制度です。 一般的に守る立場の人を「成年後見人」といい、守られる立場の人を「成年被後見人」といいます。
◇成年後見人の主な仕事
大きく分けて2つあります。
①身上監護
被後見人の生活や療養に関することで、例えば、公的医療保険や公的介護保険を利用して医師や看護師、ホームヘルパーに来てもらえるように、手配や契約手続きをすることなどです。
②財産管理
上記サービスに必要なお金を被後見人の預金口座から引き出して支払いをしたり、毎月の電気代やガス代の支払い、被後見人が高齢者住宅等に入居するときの手続きや費用の支払いも行います。
成年後見人の仕事は、自らが被後見人の部屋の片づけや介護を行うのではなく、そのような支援を行ってくれる人を探して手配することです。例え判断能力が十分ではなくとも、人には意思があります。本人の意思を尊重し、守られる人が何を望んでいるのかを見定め、配慮することが大切です。
今回の話はここまで。次回は成年後見制度の「法定後見制度」について詳しくお話します。
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