トップページ > 小倉店 > 第6回 むすんでひらいて~終活のおはなし~

公開日:2025.05.15

第6回 むすんでひらいて~終活のおはなし~

お問合せ・ご予約承り中
■小倉店新館7階 井筒屋メモリアルワンストップサービスMUSUBI【結び】

私は新館7階『MUSUBI』に勤務しております終活アドバイザーの宮本と申します。
『終活』に関して「何をしておくべきなのか」、アドバイスや提案を定期的に発信してまいります。ご参考いただければ幸いです。

今回は「介護」の話第3弾として、介護サービスの種類についての話です。


受けられる介護サービスは大きく3つあります。

1) 居宅サービス…自宅や高齢者住宅に住みながら受けられるサービス
 居宅サービスには、自宅に訪問してもらって受けるサービスと介護事業所や施設に通って受けるサービスがあり、組み合わせて利用することができます。

主な居宅サービスとして
訪問介護…ホームヘルパーに、入浴・排せつの介助や調理・洗濯・掃除などをしてもらう
訪問看護…看護師に自宅に来てもらい、床ずれの手当てや診療の補助などを受ける
デイサービス…デイサービスセンターなどに通い、食事・入浴・などのサービスを受ける
デイケア…介護老人保健施設や病院・診療所などに通い機能訓練などを受ける
福祉用具貸与…自宅で暮らすときに必要な車いすやベッド、歩行器などをレンタル

2) 地域密着型サービス…住み慣れた地域での生活を続けるために、住んでいる地域で提供されるサービスで、地域により利用できるサービスは異なり、他の地域の住民は利用不可。

主な地域密着型サービスとして
定期巡回・随時対応型訪問介護看護
 一人暮らしや重度な要介護の高齢者が自宅で生活を送れるように、日中・夜間を通じて訪問介護・看護サービスを受けることができる
グループホーム
 認知症のため介護が必要な人が共同生活をする住居。家庭的な雰囲気の中で食事や入浴、排せつなどの介護や機能訓練を受けることができる

3)施設サービス…介護保険施設に入所して受けるサービス
介護保険施設は3種類あり、どの施設を利用するかは利用者の状況や希望に応じ選択

①介護老人福祉施設(特別養護老人ホーム)
日常生活の介護が中心。常に介護が必要で、在宅介護が難しい要介護3以上の人が入居する施設
②介護老人保健施設(老人保健施設)
介護や生活リハビリが中心。要介護1以上の人が原則3か月ほど入居する施設
③介護医療院
要介護者で長期にわたり療養が必要な人に対して医学的管理のもとに介護や医療、日常生活の世話を行う施設

介護保険施設は、介護保険サービスの利用料の自己負担のほかに、食費と居住費も利用者の負担となります。

どの介護サービスを利用するのか、介護サービスを受けられる人の意思を尊重しつつ、介護する人の負担も十分に考慮することが重要です。ケアマネージャーによく相談したうえで決定しましょう。


新館7階「MUSUBI(結び)」では、毎週、各種無料相談会を開催しています。ホームページや井筒屋アプリでも相談会スケジュールを発信していますので、空き情報等をお気軽にお尋ねください。
MUSUBI(結び) ホームページはこちら
担当 宮本・吉本・野田

お問い合わせ
■小倉店新館7階 MUSUBI(メモリアル相談)
TEL:093-522-3620

カテゴリー:イベント・キャンペーン

フロア:新館7階